SBIG≠ST-4
こんばんは。店長の宮崎です。
本日は買い出しツアー。いつ降り出すかわからない雨を警戒しつつ、いつもより広範囲に歩き回りながら工具やらパーツやらを物色してきました。いやー、いい汗をかきました。大量に(・・;;;
おかげさまでご好評いただいております。
Lodestarオートガイダー改&CoStarオートガイダー改。ただ、売れるにつれてひとつの問題が浮き彫りになってきました。それはオートガイド端子のピン配列です。当店オリジナル強化仕様はSBIG製オートガイダーと同じピン配列を採用しています。ここでこう思われる方は多いでしょう。
「今使っているオートガイダーはST-4コンパチだからケーブルはそのまま使えるはずだ」
ここに落とし穴があります。なんとSBIG規格とST-4コンパチ規格は違うピン配列なのです。もっと詳しく言うと、真逆の配列となっているんです。そもそもST-4のオートガイド端子はD-Sub15ピンというモジュラーとは似ても似つかない端子を採用していて、なぜこの名前が使われはじめたのかさっぱりわかりません。この規格そのものはミード製ピクターオートガイダーが元祖ではないかと思われますが、これを誰かがST-4コンパチと呼び始めたことで混乱の歴史が始まったと考えられます。
もっとも注意しなければいけないのは、オートガイドケーブルにリレー用の電源が供給されている場合です。ピン配列の違うケーブルで接続すると、最悪、赤道儀が焼けてしまいます。Lodestar改とCoStar改はリレー用電源は供給していませんのでこの点は心配いりませんが、少なくとも正常動作はいたしません。
オートガイダーの買い換えをご検討中の皆様、ピン配列にご注意ください。なお、ST-4コンパチ用ケーブルをそのまま流用したいという方のために、変換ケーブルもご用意しております。ご注文の際にご相談くださいませ。Lodestar改とCoStar改についてはこちらをご覧ください。